ビタミンF

アラキドン酸で免疫力を調整

アラキドン酸という成分は「n-6系不飽和脂肪酸」の仲間であり、必須脂肪酸に分類されます。
アラキドン酸はDHA・EPAと並ぶ脂肪酸です。
二重結合という特徴を持っている不飽和脂肪酸の中で、端から6番目の位置にあるため、n-6系と呼ばれ、別名、γ-リノレン酸、若しくはビタミンFと呼ばれることもあります。
母乳、レバー、肉類や魚類などに豊富な成分であり、植物にはほとんど見られない成分です。

アラキドン酸は細胞膜を構成している成分の一つなのですが、1歳未満の乳児の場合、アラキドン酸を合成させる力がとても小さいので、最近はその合成をサポートするために、粉ミルクなどにアラキドン酸を配合する等、乳児でも適用量が補えるように工夫されています。
年齢が上がっていくとだんだんとアラキドン酸が多くなっていき、通常乳児以外、また高齢者で体内機能が低下している方以外、足りなくなるという事はほとんどありません。
ただ、極端なダイエットや恒例によって体内のこうした成分が低下してくるなどによって、この成分が体内で足りなくなると、集中力の低下、物忘れがひどくなるなどの症状が出てきます。

乳児に必要性が高いアラキドン酸はここ数年注目されることが多くなっている成分で、様々な効果が期待出来る成分なのですが、そのうちの一つの効果、「免疫力調整効果」については特に注目が集まっています。
免疫力を調節する、というのは、体内の免疫系機能を活性や、また抑制しバランスを整えるという事です。
免疫機能をうまく調整し、体が常に正常に動き、外部の敵にも強い体を作ることに貢献してくれる成分という事です。

免疫機能を調整するために必要な成分はプロスタグランジンです。
体内で細胞膜に含まれるように存在しているアラキドン酸をホスフォリパーゼという酵素が切り出し、さらにシクオロキシゲナーゼという酵素が働きかけを行う事で、生体調整ホルモンの一種であるプロスタグランジンとなります。
生体調整ホルモンというのは、生きていくために必要でありなおかつとても重要な生体機能調節ホルモンの事を言います。
アラキドン酸がある事で人が生きていくために必要不可欠な生体機能調整ホルモンが作られるのです。


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